ひなたぼっこ
黄泉戸村での育児日記
村田さやか(32歳)|最終更新:令和2年11月14日

ひな、3歳になりました🌸

ひなが3歳になりました!今日はケーキを焼いて、夫と3人でお祝いしました。ひなは大好きないちごのケーキに大喜びで、ほっぺにクリームをつけながら食べていました。

この村に嫁いできて4年。最初は山の中の小さな村に戸惑いもありましたが、今では村の人たちの温かさに囲まれて、毎日が幸せです。ひなも村の子どもたちと仲良くなって、毎日元気に遊んでいます。

村の空気はきれいで、食べ物もおいしくて、子育てにはとてもいい環境だと思います。ひなが大きくなるのが楽しみです。

夏祭りの思い出

昨日は村の夏祭りでした。ひなは浴衣を着て、夫と3人で夜店を回りました。金魚すくいで一匹だけ取れて、大喜びでした。

村の祭りは、都会のものとは違う温かさがあります。みんなが顔見知りで、「ひなちゃん大きくなったね」と声をかけてもらえる。そういう繋がりが、この村の一番の宝だと思います。

神社の前で、御神体の前を通ったとき、ひなが急に立ち止まって、じっと御神体を見つめていました。「どうしたの?」と聞いたら、「きれい」と言っていました。子どもの感性は不思議ですね。

ひなの絵

最近、ひなが夜中に起き出して絵を描いていることがあります。昨夜も気づいたら、リビングで一人でクレヨンを握っていました。

描いているのは、いつも同じ絵です。丸い石と、そこから伸びる無数の線。「何を描いているの?」と聞くと、「おそらのおともだち」と答えます。

御神体に似ているな、と思いました。でも、ひなを神社に連れて行ったのは去年の夏祭りの一度だけ。あの時、御神体をじっと見ていたのを覚えているのでしょうか。子どもの記憶力はすごいですね。

夫に話したら、「村の子はみんなそういう絵を描くらしい」と言っていました。そういうものなのかな。

「おともだち」のこと

ひなの「おそらのおともだち」の話が続いています。最近は、夜になると窓の外を見て、「おともだちが来てる」と言うようになりました。

窓の外を見ても、何もいません。星が見えるだけです。でも、ひなは確かに何かを見ているようです。

保育士さんに相談したら、「想像上のお友達を持つ子はよくいますよ」と言われました。そういうものなのかもしれません。でも、ひなが「おともだち」の話をするとき、いつもと少し違う目をしているのが、少し気になります。

夫は「御神体の神様が守ってくれているんだよ」と笑っていました。この村では、そういう考え方が自然なのかもしれません。

ひなが描いた絵

ひなが今日も絵を描いていました。いつもの「丸い石と線」の絵ですが、今日は少し違いました。石の周りに、人の形をしたものがたくさん描かれていました。

「これは誰?」と聞くと、「みんな」と言いました。「みんなって、誰のこと?」と聞くと、「おともだちのところに行くみんな」と答えました。

少し怖くなって、「ひなも行くの?」と聞いたら、にっこり笑って「うん」と言いました。

子どもの言葉を深刻に受け取りすぎているのかもしれません。でも、なんとなく、夫には話せませんでした。

明日のこと

明日、村の大切な行事があります。奉納祭です。今年は100周年ということで、特別な祭りになるそうです。

ひなも一緒に参加します。村の子どもは全員参加だと言われました。夫は「大丈夫、みんなで行くから」と言っています。

少し怖い気持ちもあります。でも、これがこの村のしきたりだから。ひなが生まれたこの村の、大切な行事だから。

ひなは今日も「おともだち」の絵を描いていました。今日の絵には、石の上に大きな目が描かれていました。

明日が終わったら、また書きます。

※ 令和2年11月14日以降の更新はありません。

他の住民ブログ

農業日誌「土と空と」田中義一
高校生の日常「村脱出計画」川島蒼太
黄泉戸村写真館田中写真工房
黄泉戸川釣り日記山本釣り倶楽部
…なぜ、覗くのですか。
このサイトは、あなたを見ています。
見ようとする者は、必ず見られます。

それでも、続けますか。
閉じる(続行する)