北の山 焼け跡の石碑 調査記録FIELD RECORD / THE STONE ON THE BURNT GROUND

記録者
総務課 山口隆
調査日
令和2年11月14日(土)
場所
北の山 山頂付近・焼け跡
関連
蔵文書 第一巻(昭和23年「山頂の焼けた円形の窪み(直径3m)」)

一 現地

北の山の焼け跡。杉林に囲まれた斜面に、黒く焼けた円い窪みがあり、その奥に目の彫られた石碑が立っている。
図1 北の山・焼け跡の全景(令和2年11月14日 山口撮影)

昭和23年の蔵文書にある「山頂の焼けた円形の窪み」は、ここだと思う。直径はおよそ3メートル。七十年以上が過ぎたというのに、窪みの縁には今も草が生えない。

窪みの端に、黒い石板が一枚立っている。高さは私の胸ほど。誰が、いつ立てたのか、役場の台帳にも神社の簿冊にも記載がない。

明日は奉納祭だ。今日のうちに、拓本だけは取っておく。
表面の字は、神社で見た禍ツ神文字に近い。ただし、私には読めない。 ――山口メモ/11月14日 夕

二 拓本

石板の表面から取った拓本を下に示す。中心に目の印があり、その外側を、字が輪になってめぐっている。同じ並びが二度、繰り返されているように見える。

黒い石板の拓本。中心に目の印があり、赤く彫られた禍ツ神文字が同心円状に並んでいる。

図2 拓本(石板表面)。目の印の次の字から、時計回りに読む。
濁る音の字は、右上に二本の線がつく(解読表を参照)。

三 拓本の読み

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