奉納歌・改訂前歌詞および音節注記OFFERING SONG / PRE-REVISION LYRICS
奉納歌 星還り(改訂前)
山の影より 星を待つ※か
川の底より 名を呼ぶ※が
灯を十四 円に置く※み
白い布には 道はない※を
帰る者には 門はない※み
数えられても 声を置く※な
黒い面には 目を置かぬ※い
聞こえぬふりで 夜を越す※で
歌詞の本文だけを読むと、夜の祭礼を穏やかに描いた奉納歌です。しかし、各節の末尾に付された旋律記号を、社務所の「唱和用かな」に置き換えると、か・が・み・を・み・な・い・でという警告になります。改訂後の公開歌詞ではこの末尾が別の語へ置換され、旋律記号も削除されています。
か第2節
下降三拍
下降三拍
が第3節
保持二拍
保持二拍
み第4節
下降三拍
下降三拍
を第5節
切替一拍
切替一拍
み第6節
下降三拍
下降三拍
な第7節
保持二拍
保持二拍
い第8節
下降三拍
下降三拍
で第9節
終止一拍
終止一拍
改訂履歴の抜粋
大正9年:『黒い面には 目を置かぬ』 → 昭和45年:『御神体へ 目を向ける』
大正9年:『聞こえぬふりで 夜を越す』 → 令和2年:『聞こえる声に 応える』
公開版では「鏡を見ないで」という語を隠すだけでなく、警告と反対の行動を促す歌詞へ置き換えられている。
大正9年:『黒い面には 目を置かぬ』 → 昭和45年:『御神体へ 目を向ける』
大正9年:『聞こえぬふりで 夜を越す』 → 令和2年:『聞こえる声に 応える』
公開版では「鏡を見ないで」という語を隠すだけでなく、警告と反対の行動を促す歌詞へ置き換えられている。
照合の手がかり:夜間防災行政無線の放送予定表には、各放送末尾に同じ八つの旋律記号が並んでいます。無線で聞こえた「鏡を見ないで」は偶然の叫びではなく、改訂前の奉納歌に残された、収穫を避けるための手順でした。
歌は、神に捧げるためのものではない。
神から目を逸らすためのものだった。
――歌詞控え・欄外筆記。
関連資料
- S-006:夜間防災行政無線・放送予定表 — 末尾音を放送に転用した記録。
- S-007:放送改訂照合票 — 本文・終止音・承認欄を分けて確認する補助照合。
- S-008:未記名改訂欄・責任分解票 — 改訂、承認、終止音、端末利用を同じ編集者の証拠にせず読む。
- O-002:アマチュア無線受信ログ — 外部へ漏れた警告文。
- 禍ツ神文字解読表 — 応答を促す音の規則。