祭礼写真・昭和45年および大正9年比較RITUAL PHOTOGRAPHS / COMPARATIVE RECORD
三枚の写真は異なる時代のものとして整理されています。しかし参列者の白装束に縫い付けられた内側の紋様、十四基の灯の位置、中央に置かれた黒い反射面は、ほぼ同じ配置です。昭和45年の写真は「創建奉祝」と説明されていますが、比較すると、より古い形式をそのまま繰り返した中間の一回に過ぎません。

大正9年11月15日
裏書:山神祠前「帰りの式」
中央の黒い面に、人影ではない空が写る。
昭和45年11月15日
裏書:御神体降臨奉祝祭
白装束の左胸に、同じ三重円紋。
令和2年11月15日
裏書:大奉納祭・記録用
撮影時刻23:03。カメラの星空部分だけ欠落。
| 観察項目 | 大正9年 | 昭和45年 | 令和2年 |
|---|---|---|---|
| 中央物 | 黒い面 | 黒い球体 | 御神体 |
| 白装束の紋様 | 三重円・内向き矢印 | 三重円・内向き矢印 | 三重円・内向き矢印 |
| 境灯の数 | 14基 | 14基 | 14基 |
| 写真の異常 | 空部分が黒い | 人物の顔が判別不能 | 星空データ欠落 |
照合注記:「御神体降臨」は昭和45年の新しい出来事ではありません。大正9年の写真にすでに同じ黒い反射面があり、令和2年には同じ衣装と配置が再現されています。百年ごとの収穫は、信仰が始まった結果ではなく、信仰の形に塗り替えられてきた反復です。
写真の中の人は、全員こちらを向いていない。
一人だけ、横を見ている。
――写真整理係・記入日不明。
関連資料
- 学校資料:卒業アルバム閲覧記録 — 人数と写真の不一致。
- S-003:奉納祭祭具図面 — 十四基の灯と中央配置。
- O-001:気象・星空観察記録 — 令和2年23:03の星空欠落。
- T-003:最後の逸脱・時刻照合票 — 横顔、女声、母子を同一人物と決めず、時刻と出所を分けて確認する。
- T-004:観測範囲・発話経路照合票 — 写真、観測、受信、投稿の範囲を、人物や位置の証拠にせず分けて確認する。