祭礼写真・昭和45年および大正9年比較RITUAL PHOTOGRAPHS / COMPARATIVE RECORD

資料番号:S-005/写真整理簿・比較閲覧複写資料
比較対象
大正9年・昭和45年・令和2年の奉納祭写真
撮影地点
山神祠跡/黄泉戸神社境内/地下祭壇上部
照合項目
参列者の装束、境灯の位置、中央の反射面、写真裏書
保存状態
大正9年・令和2年の原版は行方不明。複写のみ残存。

三枚の写真は異なる時代のものとして整理されています。しかし参列者の白装束に縫い付けられた内側の紋様、十四基の灯の位置、中央に置かれた黒い反射面は、ほぼ同じ配置です。昭和45年の写真は「創建奉祝」と説明されていますが、比較すると、より古い形式をそのまま繰り返した中間の一回に過ぎません。

台紙に並べた三枚の古い写真。どれも白装束の人々が後ろ向きに並び、中央に黒いものが置かれている。左はセピア色、中央は褪せたカラー、右は夜の写真で空が黒く抜けている。
複写(左から大正9年・昭和45年・令和2年)

大正9年11月15日
裏書:山神祠前「帰りの式」
中央の黒い面に、人影ではない空が写る。

昭和45年11月15日
裏書:御神体降臨奉祝祭
白装束の左胸に、同じ三重円紋。

令和2年11月15日
裏書:大奉納祭・記録用
撮影時刻23:03。カメラの星空部分だけ欠落。

観察項目大正9年昭和45年令和2年
中央物黒い面黒い球体御神体
白装束の紋様三重円・内向き矢印三重円・内向き矢印三重円・内向き矢印
境灯の数14基14基14基
写真の異常空部分が黒い人物の顔が判別不能星空データ欠落
照合注記:「御神体降臨」は昭和45年の新しい出来事ではありません。大正9年の写真にすでに同じ黒い反射面があり、令和2年には同じ衣装と配置が再現されています。百年ごとの収穫は、信仰が始まった結果ではなく、信仰の形に塗り替えられてきた反復です。

写真の中の人は、全員こちらを向いていない。
一人だけ、横を見ている。
――写真整理係・記入日不明。

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