広報よみど 令和元年3月号MARCH 2019

節分祭の様子

今月の表紙:黄泉戸神社での節分祭の様子。子供たちの元気な声が響きました。

特集:村の文化財を守り、未来へ

黄泉戸村には、国の重要文化財である黄泉戸神社本殿をはじめ、数多くの歴史的建造物や石碑が残されています。これらは、我々の祖先が残してくれた、何物にも代えがたい貴重な財産です。しかし、近年、経年による風雨の劣化や、残念ながら心ない者によるいたずらが報告されており、その保存状態が危ぶまれています。

特に、村の各所に点在する道祖神や、峠に佇む石仏群は、村の長い歴史を見守り続けてきた大切な存在です。これらの文化財を美しい形で未来の子供たちに引き継いでいくためにも、村民一人ひとりが文化財保護への意識をより一層高めることが重要です。不審な行為を見かけた場合は、決して近づかず、すぐに役場または駐在所にご連絡いただきますよう、ご協力をお願いいたします。

村からのお知らせ

確定申告所得税及び復興特別所得税の申告期間は、2月17日(月)から3月16日(月)までです。役場1階の相談会場にて、申告書の作成相談を受け付けます。
2月下旬村議会定例会が開催されます。日程は決まり次第、改めて回覧板および役場前掲示板にてお知らせします。どなたでも傍聴できます。

連載コラム「村の言い伝え」第2回

くもりの日が続くと、お年寄りたちは「神様がお怒りだ」とよく言いました。昔は今よりずっと迷信深かったのです。

らく農の発展とともに、そうした言い伝えは少しずつ薄れていきました。しかし、根底にある畏れは消えていません。

きせつの変わり目に行われる神事は、その名残です。我々は自然の恵みに感謝し、同時に自然の脅威を鎮めようとしてきました。

ちいきの結束は、こうした共通の信仰によって保たれてきた側面があります。祭りの日は、皆が心を一つにする日です。

のこされた古文書には、さらに古い時代の過酷な生活が記されています。飢饉や疫病との戦いの歴史です。

そのたびに、村人たちは神社に集まり、祈りを捧げました。時には、大きな犠牲を払うこともあったようです。

これからの時代、我々は何を信じ、何を伝えていくべきなのでしょうか。伝統の重みを、改めて考えさせられます。

にちじょうの平穏が、いかに脆く、そして尊いものであるか。先人たちの声に、今一度耳を傾けたいと思います。

暮らしのコーナー

今月の赤ちゃん

・川島家に元気な男の子が誕生しました。おめでとうございます! 兄の蒼太くんも、これからの成長が楽しみですね。

駐在所だより

先月、村の山中で不審な光を見たという通報が数件ありましたが、調査の結果、異常は確認されませんでした。おそらく、近隣の町の光が雲に反射したものでしょう。引き続き、夜間の山への立ち入りは危険ですのでお控えください。

村民の声

「春の山菜採りが待ち遠しいです。毎年、ふきのとうを天ぷらにするのが我が家の定番です。」

(中町地区・60代女性)

「最近、夜になると裏山から奇妙な音が聞こえる気がします。風の音でしょうか?」

(上町地区・40代男性)

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田中農園

冬野菜、好評販売中。甘くて美味しい白菜、みずみずしい大根はいかがですか。自宅前の直売所までお気軽にお越しください。

学校だより「ひまわり」

6年生を送る会

2月28日、黄泉戸小学校にて6年生を送る会が行われました。今年の卒業生は山田花子さん1名。在校生46名が手作りの贈り物と歌で送り出しました。花子さんは4月から隣町の中学校に通う予定です。

※ 花子さんは令和2年4月以降、通学の記録がありません。

保健だより

花粉症対策について

今年のスギ花粉の飛散量は例年並みの予想です。マスクの着用、帰宅後の洗顔をお勧めします。

「原因不明の頭痛」続報

1月号でお伝えした頭痛の症状について、新たに8名の村民から同様の報告がありました。症状は「低い振動音が聞こえる」「夜中に目が覚める」というものです。引き続き経過観察中です。

連載コラム「黄泉戸の四季」第2回

春の兆し。黄泉戸川の雪解け水が勢いを増し、棚田に水が引かれる準備が始まる。村人たちは田起こしに精を出す。この土地の土は、不思議なほど肥沃だ。何を植えても、驚くほどよく育つ。「神様の恵みだ」と古老は言う。だが、時折、土の中から奇妙なものが出てくることがある。黒い、ガラスのような破片。それは、御神体と同じ材質だという。

文・写真:黄泉戸村郷土史研究会

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